この「ソムリエ KIMIの今晩飲んだおいしいワイン(別館)」は、
blog:「ソムリエ Kimiの今晩飲んだおいしいワイン」で紹介してきたワインのうち、
特に印象に残ったワインだけを、まとめて掲載するサイトです。

そう、このサイトに掲載されているワインは、言わば『殿堂入り』したワインばかり!
味わいだけでなく、コストパフォーマンスを考えると、
これっきゃない!という、私のオススメのワインです。

本家、「ソムリエ Kimiの今晩飲んだおいしいワイン」ともどもよろしくお願いいたします。


2010年2月27日土曜日

【2000円前後のベストバイワイン】ドメーヌ・デュ・ペゴー プラン・ペゴー



さて本日の【2000円前後のベストバイワイン】では、南仏ローヌ地方にあるドメーヌ・デュ・ペゴーのプラン・ペゴーをご紹介いたします。

このワインのつくり手、ドメーヌ・デュ・ペゴーは、シャトーヌフ・デュ・パプのつくり手です。
最初にこのドメーヌの名前が記録に登場するのは1733年のことで、当時は現在のぺゴーの名ではなく、ドメーヌ・フェラー・フィスの名でワインつくり、ネゴシアンに売っていたとのことです。
1987年からドメーヌ・デュ・ペゴーの名となりましたが、このドメーヌの名前Pegau「ペゴー」とは、プロヴァンスの教皇庁周辺の発掘現場で見つかった、14世紀の柄のついた土製の酒壷のことなのだそうで、現在は、ローレンス・フェロー氏と彼女の父ポールがドメーヌの運営しています。
今日のワインは、このドメーヌのシャトーヌフ・デュ・パプに採用されなかったワインと、ローヌ地方内に所有する約3ヘクタールの他の畑で生産された、同一年のワインをブレンドしているそうで、ぶどうの収穫は手摘みで選別も厳しくやり、伝統的な醸造法でオークの大樽で熟成後、清澄・ろ過もせずに仕上げているそうです。

プラン・ペゴー2007
やや紫がかったエッジ、濃いめの色調です。
香りは、熟した黒っぽい果実、ブラックベリー、ドライプルーンの果実の香りを感じます。
また、揮発的な香り、奥のほうにロースト香も感じます。
優しい口当たりで、香り同様、熟した黒っぽい果実の様で、凝縮感あがあります。
また、鉄っぽさも感じ、タンニンきれいに溶け込んでとてもソフトです。
なめらかで優しいながら、奥深さも感じられます。

使用のぶどう品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、メルロー

さすが、あの超有名なシャトーヌフ・デュ・パプと同じワインからつくられているだけのことはあり、ヴァン・ド・タブルにクラスされるものの、価格以上のパフォーマンスがあると思います。blogでも2回ほど紹介しており、いつでも安心して飲めるので我が家のお気に入りで、新しいヴィンテージ見つける度に購入。定番リスト入りしているワインです。


鴨のコンフィ、ベリーのパイ、エゾ鹿など赤身のジビエ

通常は1800円から2000円前後です。

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