さて本日の【1000円前後で美味しいワイン】は、南仏ローヌのつくり手、サンタ・デュック・エリタージュをご紹介いたします。
このワインのつくり手、ドメーヌ・サンタ・デュックは、現当主であるイヴ・グラ氏が1985年に父親のエドモンド・グラ氏から引き継いだドメーヌです。
イヴ・グラ氏に引き継がれる前は、すべての生産されるワインは、ネゴシアンに売られていたそうですが、イヴ・グラ氏の代になってからは、自ら瓶詰めを行い、販売を始めるようになったそうです。
販売を始めて約10年、サンタ・デュックはみるみる頭角をあらわし、今ではジゴンタスでナンバーワンのエステートとして広く知られるようになりました。ただし、世界中から注目されたため、今では自らの生産量の2倍のオーダーがくるとのこと。そのため、以前とは逆にネゴシアンとして、ぶどうを買い取ってワインをつくることで対応しているそうです。
生産者のサイト(英語) (Googleで日本語に翻訳)
Google mapで見るサンタ・デュック・エリタージュ2006
やや紫がかったエッジ、綺麗なルビー色で深い色調、カシスやドライプラムのよく熟した果実の香り。ロースト香、スパイスも感じ、揮発的な香りがあります。
やさしい口あたり、カシスやブラックベリー、深くしっかりとした果実味を感じます。全体的にバランスよく、深くしっかりとした果実味、ボディもしっかりと感じ、滑らかで豊か、飲み応えのあるワインです。
なお、このワインは、ヴァン・ド・タブルのクラスなので、ヴィンテージ記載はありませんが、コルクにはヴィンテージが刻印されています。
ぶどう品種:グルナッシュ・カリニャン・ムールヴェードル・シラーさすが「神の雫」に紹介されただけのことはあります。
ある試飲販売の際に、このワインのインポーターの方に「これはいいですよぉ〜」と紹介されて、密かに買い込んでいたワインなので、正直、紹介された後はメジャーになりすぎてしまったかなぁ・・・という感は否めませんが、そんな事はさておき、テイスト&バリューを考えたら、絶対オススメのワインの一つです。
我が家では、いつも1ケースぐらいは買い置きがあり、今晩は何を飲もうかなぁ・・・と迷った時にはコレ!っていう感じの、基本中の基本、どんな時でも安心して飲めるワインの一つになっています。
普通は1300円台。1200円以下で見つかれば即買いだと思います。
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